社員インタビューInterview

チャイルドサポートみやこ/加持

2014年中途入社

加持

チャイルドサポートみやこ

障がい児の看護をライフワークにしたかった

もともとは神奈川に住んでいたんですが、夫婦とも沖縄が好きで、いつか住んでみたいねとよく話していました。いざ宮古島に移住を決め、子どもも生まれ、10年ほどは子育てに専念していたんですが、復職を考えたときにここがオープンすると聞いて、運命を感じました。もともと小児科の看護師として働いていた経験があるんですが、その頃から”障がい児の看護をライフワークにしたい”と思っていたので、私には最適の選択だったと思います。ブランクがあったので最初の3年ほどはパートとして働き、今年からは社員として雇ってもらっています。そういう、個人に合わせた対応をしてくれるところにも、温かさを感じています。

命を守りながら育てる仕事

重症心身障がい児のデイサービス施設で、利用者達に看護師として医療ケアをしています。喀痰吸引(たんの吸引)、経管栄養(くだで栄養をあげる)、呼吸器の管理など、小児科での看護師経験をそのまま生かせています。病院の看護師と違うところは、同じ子たちが通ってくるので子どもの成長が見られることですね。できなかったことができるようになると自分の事のように嬉しいです!年齢に応じて気をつけることも変わってきますし、お年ごろの子であれば配慮も必要です。日々、変化していく状況と子ども達に対応していく事も、大切な仕事ですし、やりがいもあります。チャイルドサポートみやこは3つのクラスに分かれていて、未就学児、学童、医療ケアが必要な子たちがそれぞれ通ってくれています。コミュニケーションが難しい子も多いので、その子が出すサインを読み取り、いかに意志を汲み取るか、洞察力、観察力も必要とされます。安全には特に注意をして日々勤務しています。

在宅看護に近い形で子ども達を育める喜び

高校生の時から、宮城まり子、灰谷健次郎など、障がいのある子をテーマにした小説を読んで感化され、将来は自分もケアする側になりたいと思っていました。でも看護学生の実習で重症心身障がい児を受け持った時、反応が無く「おもしろくなかった」と思ってしまったんです。でもやっていくうちにかわいいと思えるようになってきて、2週間ぐらい接すると私のことをわかってくれるようになり、その時にやりがいを感じました。この施設自体は「福祉の悪いイメージを変えたい」「おしゃれな園にしたい」という社長がこだわって作ったので、一般の家庭に近いアットホームな雰囲気の設備になっているんです。保育園に医療ケアがついている感じで、壁紙や照明にもこだわっていたり、食器もかわいいです。アリカワコウヘイの原画があったり、お母さんたちにホッと一息ついてもらえるスペースもあります。”在宅看護”に近い形で、子どもたちのケアに携われるのは、働く側にとってもプラスになります。将来的には困っているお母さんたちのニーズにこたえて、障がいを持っている子も家族の一員として生活できるようなサポートがしたいと思っています。

より多くのニーズに応える対応力と組織力

常によりよいシチュエーションを求められている仕事で、利用者の期待も高いぶん、要求もだんだん大きくなります。全部は受け止められないので、うまく整理し、各分野の専門性を高めていくことも大切かなと思います。任せることは任せて、うまく手分けしていけば、質を向上させつつ、どんどん間口も広がるのではないかと。そして、今はバラバラにある施設が、来年1つになって再オープンします。事業所に勤める人たちのための園内保育所もできますし、そうなると障がいのある子とない子を一緒に遊ばせる総合保育も可能になってきます。より大きな夢を可能にするために、スタッフを増やしたり研修をしたりと、人材育成に力を入れる時だと思います。

キャリアは後からついてくる!大切なのは人間力

ここは人間性や熱意…「人が問われる職場」だと思います。未経験でも大丈夫!なんとかなります。ヘルパーの資格をとる社内スクールもありますよ。資格がないまま入社したスタッフも、土曜日を使って受講しています。自分のキャリアを充実させながら、みんなでよりよい職場を作っていきませんか。社会貢献にもなる素晴らしい職業です。ただお給料をもらうだけじゃなく、仕事に生きがいを見出したい…そんな情熱をお持ちの方、ぜひご応募お待ちしております。

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